http://d.hatena.ne.jp/m-bird/20100402/1270190863とか http://anond.hatelabo.jp/20100403084111とか
ずいぶん適当なこと書いてあるなと思ったので調べた。
見ているページのURLが送られるかという話
ツールバーは使ってないのでChromeについてだけ軽く検証したので書いておく。検証したバージョンはGoogle Chrome 5.0.366.2 devでモニタに使ったのはFiddler。
見ているページのURLを自動で送信する機能はChrome自体には無い。アドレスバーにURLを貼りつければ検索語句の補完機能が動いて送られることがある。
ただしhttpsの場合はホスト名まで、httpの場合はクエリストリング(URLの?以降)は含まれない。
フォームの自動入力を有効にしたらなんかXMLが送られるけど、これは見てるページのURLは含まれない。フォーム構造のシグネチャを作って送信しているようだ。
http://www.google.com/support/toolbar/bin/answer.py?answer=81841
オートフィル機能はウェブ フォームに自動入力するオプション機能であり、これを有効にした場合は、ウェブ フォームを含むページの構造に関する限定された情報やフォームの配置に関する情報などがツールバーから Googleに送信され、Googleでそのページのオートフィル機能を改善するために利用されます。ツールバーから送信される情報には、フォームに入力したデータが含まれることがありますが、ツールバーの同期機能を使用してデータをアカウントとともに保存するよう設定している場合を除き、各欄に入力した実際のテキストが Googleに送信されることはありません。
フィッシングサイト対策もオフラインで検証していて、見ているページのURLは送らない。 http://www.google.com/support/chrome/bin/answer.py?answer=99020
クラッシュレポートと使用統計データについては調べてない。 http://www.google.com/support/chrome/bin/answer.py?answer=96817
Google ToolbarでもhttpsのURLとクエリストリングはそもそも送られないように配慮されてる。
追記: IE用Google ToolbarのVersion: 6.4.1321.1732について調べた。現在はhttpsのページのホスト名まで送るようになっている。クエリストリングは以前と変わらず送らない。
そんなわけなので、メッセサンオーの話に限って言えば「クエリストリングにパスワードを含むhttpsのURL」はGoogle ToolbarでもGoogle Chromeでも送信されない。
ただし「クエリストリングにパスワードを含むhttpsのURL」に対してリンクが貼られたhttpのURLについては自動送信される可能性があるよ。
もちろん見てるページのURLを信頼出来ない経路で自動で送るような拡張機能もある。
送信されたURLが適切に取り扱われるかという話
「送信された情報が適切に取り扱われているかどうか」については、サーバーサイドの話なんで想像で何を言われても仕方ないとは思うけど、クロールされるかどうかは外部の人間からも検証することが出来る。
第三者から検証できるので「プライバシーに配慮しない方法で未発見のURLを見つけてクロールする」のはリスクが高い。
実際にGoogle ToolbarのPageRank機能を有効にしたうえで秘密のURLにアクセスしてGoogleにインデックスされるかという実験が行われて、それに対するGoogleの中の人のコメントがある。
- http://www.sem-r.com/20/20061211122827.html
- http://blogoscoped.com/archive/2006-12-10-n75.html
- http://www.mattcutts.com/blog/debunking-toolbar-doesnt-lead-to-page-being-indexed/
普通に考えてリスクが高い。俺ならやらない。眠いし寝る。終わり。
追記
http://b.hatena.ne.jp/amatanoyo/20100406#bookmark-20536320
自分で調べろクソが。ツールバーのウェブ履歴機能を指しているならPageRank調べるクエリで送られたURLを残しているので、httpsはホスト名まで、httpはクエリを除くURLになる。検索結果からクリックした場合はクエリ付きのhttpsのURLもウェブ履歴に残る。
翻訳機能をhttpsのページに対して使うと警告が出る http://gyazo.com/6df6b44f1f825e7e58896348f52793ea.png
ウェブページ翻訳はそもそもhttpsのページを翻訳できない http://gyazo.com/74331ff3bf3477e6c446e2b7f2137080.png
サイドウィキはhttpsのページに対しては使用できない http://www.google.com/support/toolbar/bin/answer.py?hl=jp&answer=157471